〜 ドラマCD センチメンタルグラフティ2 〜


これら二枚のCDは、1999年の末に発売されたものです。

センチメンタルグラフティが発表されてから初めてのCDということで、どんなストーリーとなるのか皆が注目しておりました。
私も早速聴いてみたのですが、どうにもこうにも、初っ端から重く垂れ込めたムードに気が重くなります。
泣き崩れる彼女も居れば、茫然自失の彼女も。気丈にも堪え忍んでいる娘も居ます。
聴いているこちらまで気が沈みます。

このCDを聴くと、センチメンタルグラフティ2が見せたいものの方向性が分かって参りますが、
敢えて見ないようにしていたもの、見るのを避けていたものを、目の前に突き出されたような気がします。

ただ、センチメンタルグラフティ2の目指しているものが本当にこのようなものだとすると、
私はセンチメンタルグラフティ2の存在意義そのものに疑問を感じます。
本当にこんなものを皆が望んでいるのでしょうか?
どうしても私にはそうだと思えません。






DramaCD センチメンタル・グラフティ2 〜Epilogue〜


心に傷を負った彼女達の下に、「君にあいたい」との手紙が届きます。
彼が手紙を出せる筈がないと分かってはいても、それでも差出人を確認せずにいられない彼女たち十二人。
一縷の望みをかけ、彼女達は手紙の差出人を探す旅に出ます。





DramaCD センチメンタル・グラフティ2 〜Prologue〜


ドラマCD後編では、遂に手紙の差出人が明らかになります。
手紙の差出人は誰? 一堂に会した自分以外の十一人の女性は何者か? 謎の老人の正体は?
多くの謎が解き明かされ、物語は一つの結末を迎えます。

この、ドラマCD後編でもどっしりと暗い話なのですが、最後にちょっとだけいいことがあります。
どんないいことなのかは秘密です。







〜 まとめ 〜
今回のドラマCDは、センチメンタルグラフティとセンチメンタルグラフティ2、
この二つの物語の架け橋をしているようです。
時間的、物語的な繋がりを持たせる為に作られたCDです。
その為、本気でセンチメンタルグラフティ2をしてみようと思われている方は聴くべきだとは思うのですが、
それでもやはり、この内容からすると聴かないべきである、とも云えます。
非常に評価の難しいCDではあるのですが、敢えてどちらかを選べと言われれば私は、
聴かずにいるべきだと答えます。

このドラマCDは、物語的にどうしても無理があります。
このCDでは「センチメンタルグラフティ2」という物語の中で、何故彼女達が
顔見知りなのかという問題を払拭する為に作られたのだと私は考えているのですが、
それにしても、このドラマCDの展開には非常に無理があります。

皆が顔見知りになったということで、彼の十二またが発覚したと考えたのですが、
不思議なことに、彼女達にはまるでそれが見えていないようなのです。
私は、何故十二またが発覚しないのかという疑問が解けぬ限り、このCDを認めることはないでしょう。


なにはともあれ、この物語はあまり良い物語とは云えません。
かく云う私も、一度聴いたきりで棚に仕舞ってしまいました。
もう、このCDを聴くことはないと思います。








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「センチメンタルグラフティ」はNEC Inter Cannel/Marcus/Cybelle/Comix が独自に開発したオリジナル製品であり、
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(c) NECインターチャネル/マーカス/サイベル/コミックス イラスト:甲斐智久
(c) NEC Interchannel, Marcus, Cybelle, Comix, illustrated by Kai Tomohisa