[PR]生年月日で2010年占い鑑定:初回無料!貴女の運命運勢を占う

素直な気持ち



どうしてあなたは私にあんなことを・・・

 函館山からの帰り道、ほのかの心の中ではこの言葉だけが繰り返され、
 気持ちは沈んでいく一方だった。いつもと様子が違うことを察し、
 家の人も心配して声をかけてくれた。けれど上の空で、ろくに返事もせず
 自分の部屋に行ってしまった。

あなただけは他のの男の子とは違うと思ってたのに・・・
何も考えられない、一人になりたい

 悲痛なつぶやきはやまず、ほのか自身をさらに苦しめていった。
 涙も出てこないほどほのかの心は傷ついていた。
 胸がいっぱいになり、クッションを強く抱きしめていた。
 それぐらいしかできなかった。

 翌日、ほのかは家の人の心配も耳にせず、一人冬の別荘へと出かけていった。
 あそこなら一人になれる、そんな単純な考えであったが、
 そのときのほのかには十分な理由だった。

 別荘に着くと、北の冬の海が迎えてくれた。

波の音が、私を包んでくれる
それに、きれい・・・冬の海ってこんなに真っ白だったんだ
今までは暗くて、冷たくて、怖い印象しかなかったけど・・・

どうしてこんなに白いのかな

 それからはずっと海のことばかり考えていた。
 窓の外に見える海は、夜の闇の中でもその白さを見せていた。

 気が付くと、いつのまにか眠っていたらしく、窓からは薄く日が射していた。
 目覚めたほのかには、もう迷いが消えていたようだった。


ねぇ、私夢を見たの、未来の夢
街も私もかわっていて、あなたもかわっていた
でもね、一目であなただってわかったの
時が過ぎてもかわらないものを、あなたの中に見つけられたから
私にもわけてくれたあの輝きを

あなたにここに来て欲しい、
私に素直な気持ちを思い出させてくれたこの海に

ここで仲直りがしたいな
この素直な気持ちのままで





〜 Penpen2さんあとがき〜

センチ1のほのかについて書こうとしたら、
ずいぶん場面が限定されてしまい、わかりにくい文章になったかもしれません。
そのようなときにはセンチ1をPLAYして下さるといいかもしれません。
読んでいただけた方、感想をいただけましたら光栄です。



〜今日のお話〜

今日のお話はふとした喧嘩、いさかいの話ですか。

でも、恋も長く続くと、ひとつやふたつはいさかいもあるもんですよ。
逆に、全く波風の立たない鏡のような水面(みなも)よりは、少しくらいは
風や波の立っていたほうが人生、面白いものです。恋愛もそうですね。
今日の喧嘩やいさかいも、明日にはなにかの糧となることでしょう。
ほのかも、こうやって毎日少しずつ成長してゆくのですね。

Penpen2さんお書きになられる小説は、心に残り、染み渡る読後の心地が
魅力的ですね。



(2000/12/12)




読者投稿作品募集中です♪




Return Top Page


「センチメンタルグラフティ」はNEC Inter Cannel/Marcus/Cybelle/Comix が独自に開発したオリジナル製品であり、
著作権、工業所有権、その他の諸権利はそれらが所有しております。

(c) NECインターチャネル/マーカス/サイベル/コミックス イラスト:甲斐智久
(c) NEC Interchannel, Marcus, Cybelle, Comix, illustrated by Kai Tomohisa



[PR]解禁!サクラのいない直メなび:※男女タダで遊べる、大人のためのコミュ